甲府市の民家の敷地内で飼われていたヤギが、背中から血を流して死んでいるのが見つかり、警察は、何者かが猟銃で撃ったと見て、鳥獣保護法違反の疑いで捜査しています。 警察が調べたところ、ヤギの背中にはライフル銃のようなもので撃たれたと見られる銃弾1発が貫通した痕が見つかったということです。 これまでに銃弾は見つかっていませんが、飼い主の男性によりますと、近所の住民が3日の午後4時ごろに1発の銃声を聞いているということです。 飼い主の男性は、自宅の敷地内に新たに畑を作るために、周辺の雑草を食べさせる目的で2頭のヤギをリードにつないで、ことし4月から飼育していたということです。 現場一帯は、狩猟が禁止されている県の鳥獣保護区に指定されていて、警察は、飼い主の男性がヤギを最後に確認した3日午後1時ごろから午後4時ごろの間に、何者かが猟銃で撃った可能性があると見て鳥獣保護法違反の疑いで捜査しています。