ディスプレー上に小さく見えるのが「エアタグ」。クリックすると大きく表示され、説明文を読むことができる。ロエベ店内で2009年9月17日撮影 米アップルの携帯電話「iPhone」(アイフォーン)でバーチャルとリアルを組み合わせた新型アプリケーション「セカイカメラ」の初の商用サービスが17日、東京都港区のスペインの高級ブランド店「ロエベ」で始まった。10月12日まで、3台のアイフォーンを来店客に貸し出す。 「セカイカメラ」は現実世界にバーチャルの情報を組み合わせる「拡張現実」(AR)といわれる技術を使用。アイフォーンのカメラ機能で周囲を見渡すと、ブランドロゴやバッグの写真が「エアタグ」(その場所に関連する情報)になって、ディスプレーに表示されるアプリ。ベンチャー企業の頓智・(トンチドット、東京都中央区)が開発した。緯度経度情報と一緒に、写真やコメント、音声を「エアタグ」として登録。その場所で同