うちの大学の学食は気が狂っていて、学生の数の割に学食の席の数が極端に少ないため、昼時になると学食に入れずに外の寒空の元、道端に座り込んで弁当を食べる学生が出ている。スラム街のようで便所飯よりもひどい。大学の周囲には飲食店もなく、丘の上にある大学から遠くの飲食店まで食べに行くのは一苦労であるので、僕ら学生は追い詰められている。それなのに大学はますます生徒を増やそうとしており、このままではクーデターがおこるのも時間の問題であるので、大学の平和のためにおれたちが重い腰をあげたりさげたりあげたりしなければならない。学食は全席をパーティションで区切るべき。 大学の学食が混む原因は学生は群れるからである。ブスは群れると誰かが言っていたけれど、それ以上に学生は群れる。学生の群れが学食にくれば無駄ができる。「空間的な無駄」と「時間的な無駄」である。空間的な無駄というのは、学生グループ間の隙間である。学生と