大町市の木崎湖が舞台のアニメ「おねがい☆ツインズ」の放送から10周年を記念したイベントが20日、同市平公民館で開かれる。舞台となった木崎湖を訪れる「聖地巡礼」を通じて親交を深めている県内外の有志約50人でつくる実行委が企画し、運営する。アニメ総集編の上映会のほか、井出安軌(やすのり)監督(松本市出身)とヒロイン役の声優3人とのトークショーがある。 おねがい☆ツインズは2003年の放送、同じく木崎湖を舞台にした「おねがい☆ティーチャー」(02年放送)と合わせ、アニメの舞台を訪れる聖地巡礼の先駆けとなった。有志たちは5月から準備。東京都、大阪市などのほか、大分県や仙台市からも木崎湖に集まり構想を練った。 6年ほど前から週1回は木崎湖に通っている諏訪市の会社員三浦靖さん(27)は「木崎湖の自然に魅せられ、仲間たちと交流するために通っている。地元の人も一緒につくってきた10年間をみんなで祝うイ