「角川書店」で知られるKADOKAWA(東証1部上場)と、動画配信大手のドワンゴ(同)は経営統合する方針を固めた。来年春にも持ち株会社を設立して2社が傘下に入る。KADOKAWAは出版や映画、ゲームなどのコンテンツ(情報の内容)に強く、ドワンゴは若者に人気のインターネット動画サービス「ニコニコ動画(ニコ動)」などを手掛ける。豊富なコンテンツと高いネット発信力を併せ持つメディアが誕生する。日本の
昨年大盛況だったニコニコ超会議。会場の大半は、主催者であるドワンゴによる企画や展示で占められ、手作り感あふれる“大人の文化祭”といった雰囲気で、それ以外の企業ブースは控えめな印象だった。打って変わって今年は、特別協賛の任天堂をはじめ、多くの企業・団体からのサポートを得ることで、またひと味違ったイベントに生まれ変わろうとしている。 ドワンゴは3月7日、「ニコニコ超会議2」に参加する企業・団体を新たに発表した。政党からは自由民主党、日本維新の会、日本共産党の出展が決定し、民主党も出展に向けて前向きに検討中。協賛にはトヨタ自動車、出展企業にはサンリオ、バンダイナムコゲームス、カプコン、ピザーラなどが加わり、現時点では合計73の企業・団体が参加することになっている。 ドワンゴの発表会では、自民党の小池百合子広報本部長と、日本共産党のこくた恵二国会対策委員長のビデオメッセージを紹介。小池氏は、超会議
ニワンゴは11月8日、電子書籍サービス「ニコニコ静画(電子書籍)」をスタートした。ニコニコ動画のように電子書籍にコメントを投稿できる。 電子書籍にコメントすることで、「ニコニコ特有のコメントによる一体感を、好きな漫画やライトノベルで共有する」ことができるという。Twitter連携によりフォロワーとコメントを共有することも可能だ。 同サービス向けに無料で読める電子雑誌「角川ニコニコエース」も創刊。角川書店が発行する「少年エース」などのエース系雑誌から選抜した作品を掲載している。「そらのおとしもの」「タイガー&バニー」「ケロロ軍曹」など8作を収録。毎週火曜日に最新号を発刊する。 このほか「日常」などが連載されている角川書店の「4コマなのエース」、「マケン姫っ!」などが連載されている富士見書房の「エイジプレミアム」も無料配信。11月22日までの期間限定で「テルマエ・ロマエ」の1巻も配信する。コミ
ドワンゴが2月4日に発表した2009年10月~12月期(2010年9月期第1四半期)連結決算で、ポータル事業(ほぼニコニコ動画)の赤字幅が前年同期約3分の1となる1億3800万円に縮小した。同事業の売上高は12億9900万円で、前年同期比約2倍に拡大した。 「ニコニコ生放送」人気などでプレミアム会員数が拡大(12月末時点で62万人)し、収益に貢献。広告も伸び、09年12月の広告収入は過去最高となった。 回線やサーバなどインフラ費用の増加は落ち着いたが、新サービスへの先行投資や、全国をめぐるイベント開催費用などが発生、赤字解消には至らなかった。12月末の登録会員数は1528万人、モバイル版は459万人。 連結売上高は、前年同期比9.6%増の76億2600万円、営業利益は10.6%減の4億4300万円、純利益は同5.9%増の3億300万円。 関連記事 「ニコ動」含むポータル事業は4億7500万
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く