今年一年の世相を色濃く反映した話題の言葉に贈られる「2009ユーキャン新語・流行語大賞」(「現代用語の基礎知識」選)が1日、東京都千代田区の東京会館で発表され、年間大賞は「政権交代」に決まった。 新語・流行語大賞の発表は今回で26回目。年間大賞の「政権交代」は、この夏の総選挙で自民党から政権を奪い、首相の座に就いた鳩山由紀夫首相が国民に訴えた言葉で、鳩山首相は民主党代表だった平成8年の「友愛/排除の論理」に続いて2回目の大賞受賞。今回は授賞式には欠席し、代理で小川敏夫・民主党広報委員長が受賞した。 またトップテンには、新政権が国の予算のムダを省くために導入し、公開で議論し合う「事業仕分け」や、官僚政治からの脱却を自民党時代から唱えてきたみんなの党代表、渡辺喜美衆院議員の政治姿勢を表現し、新政権のキャッチフレーズにもなった「脱官僚」も入った。やや政治色が強い印象があるが、それだけ国民の目が今