JR東海は30日、JR飯田線の豊橋発本長篠行きワンマン電車(2両編成)が東新町駅(愛知県新城市)と茶臼山駅(同)に到着した際、乗客のICカード精算が相次いだため最大で約1時間半の遅れが出たと発表した。 両駅とも乗り降りの際にICカードが利用できず、運転士兼車掌が対応したのが原因としている。 同社によると、遅延が発生したのは同日正午過ぎで、東新町駅で4人、さらに茶臼山駅で16人の乗客がICカードでの精算を申し出た。付近の公園では桜が見頃を迎えていたという。この電車を含む上下3本が遅れ、約230人に影響が出たといい、同社は「切符を買って乗車するよう呼びかけるしかない」としている。