今回の地震を受けて行った専門家による現地調査の結果、震源地に近い長野県白馬村で活断層がずれ動いてできたとみられる高さ50センチ前後の段差が、1キロ以上にわたって続いているのが見つかりました。 専門家は、今回の地震はこの付近に伸びる「神城断層」の一部がずれ動いたのではないかとみて、さらに調査を進めることにしています。 22日夜に長野県北部で震度6弱の揺れを観測した地震を受けて、東京大学や信州大学などの専門家は、被害が大きかった長野県白馬村で地盤の変化などの調査を行いました。 その結果、震源地に近い白馬村北城付近では活断層がずれ動いてできたとみられる高さ50センチ前後の段差が、南北方向に1キロ以上にわたって断続的に続いているのが見つかりました。 段差は、東側の地盤が西側の地盤にせり上がるようにしてできたとみられることも確認されました。 この付近には「神城断層」と呼ばれる長さおよそ30キロの活断