松本市のアルウィンで26日に行われたサッカーJ2松本山雅FCと名古屋グランパスの試合で、名古屋サポーターに危険物の持ち込みや松本山雅に対する侮辱的行為があったとして、名古屋のクラブ運営会社が調査していることが30日、分かった。運営会社は「これらの行動は断じて許されることではなく、看過できない」としている。 名古屋運営会社によると、26日の試合でサポーターが殺虫剤のスプレー缶をスタンドに持ち込み、松本山雅の選手の写真が表紙に使われた「マッチデープログラム」に中身を吹き付ける様子の画像が、インターネットの会員制交流サイト(SNS)上に投稿されているのを確認した。こうした行為を疑問視する声が、メールや電話で寄せられたという。 名古屋運営会社は、スプレー缶が、試合会場に持ち込みが禁止された危険物に当たると説明。殺虫剤を吹き付ける行為は、対戦相手などに敬意を払うことを重視するJリーグの「リスペク