松本市がインター整備方針を示した新村地区の田園地帯。右側が県道松本環状高家線でインターに接続する=19日 松本市は19日、国土交通省が進める中部縦貫道「松本波田道路」(5・3キロ)整備事業について、波田インター(仮称)とは別に、市負担でインター2カ所を追加設置する方針を示した。予定地は、長野道と結節する松本ジャンクション(仮称)に近い和田地区と、同道路中間付近の新村地区で、ともに県道との接続を想定。今後、国や県と協議する。 19日の市議会建設環境委員協議会で明らかにした。市は地域からのインター設置要望を受け、検討を進めてきた。市建設部によると、地域活性化を目的に地元自治体が整備、維持管理を担う「追加インター」制度の活用を想定。和田地区に整備するインターは県道新田松本線、新村地区のインターは県道松本環状高家線と接続する。両インターの区間距離は約2キロ。詳細な整備費は未定だが、1インターにつき