米プロバスケットボール協会(NBA)のメンフィス・グリズリーズと下部リーグ(Gリーグ)のチームに所属しながら45日間までNBAに登録できる「ツーウェー契約」を結んだ渡辺雄太(24)が、シーズン開幕時のロースター(登録メンバー)入りを果たした。グリズリーズが13日発表した。開幕ロースター入りした日本選手は、2004年の田臥勇太(当時サンズ)以来2人目となる。 ツーウェー契約は昨季から採用された制度。ロースター枠は通常15人だが、ツーウェー契約の枠としてさらに2人を登録できる。試合では、17人のうち13人までがベンチ入りする。 NBAは12日にオープン戦を終え、16日に今季の公式戦が開幕する。グリズリーズの初戦は17日に敵地のインディアナポリスであり、ペーサーズと戦う。Gリーグの開幕は11月2日。