ゼンショーホールディングスが展開する牛丼チェーン「すき家」は24日、「豚丼(とんどん)」(並盛りは税込み380円)の販売を6月上旬から、全店で在庫がなくなり次第終了すると発表した。 「豚丼」のほか「豚あいがけカレー」「お子様豚丼」「豚皿定食」「豚皿」の関連計5品を終了する。同社は「豚丼は好評だが、メニュー数の調整のため」と説明している。3月から販売している「豚生姜(しょうが)焼き丼」は販売を続ける。 2003年に米国で牛海綿状脳症(BSE)問題が発生。牛丼の販売を休止する一方で、豚丼を開発して新発売した。同社は09年に豚丼の販売を休止したが、15年に復活していた。再度の復活の可能性については「全く未定」(広報)と話している。(長橋亮文)
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