初日の出の人気スポットとして知られる東京・八王子市の高尾山の山頂について、管理する東京都は新型コロナウイルスの感染防止のため、ことしの大みそかから来年の元日にかけて閉鎖することを決めました。この期間の閉鎖は初めてです。 高尾山の山頂には、例年、初日の出を楽しもうと大勢の人たちが訪れ、都によりますと、人出は多いときでおよそ2000人にのぼり、入山を制限することもあるということです。 都は、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、人が密集するのを避けるため、大みそかの今月31日の午後5時から来年の元日の午前7時までの間、山頂の「大見晴園地」を閉鎖することを決めました。 例年、山頂で酒を飲む人や泊まり込む人もいるため、混雑で感染リスクが高まると判断したとしています。 一方、登山道の途中にある高尾山薬王院までは行くことができます。 都によりますと、大みそかから元日にかけて高尾山の山頂を閉鎖するのは初