採血することで、うつ病を客観的に診断できる有力な新指標を発見したと広島大大学院医歯薬学総合研究科の山脇成人教授や森信繁准教授のグループが発表した。成果は米科学誌プロスワン電子版に掲載された。神経細胞を成長させるたんぱく質の一つ、脳由来神経栄養因子(BDNF)の遺伝子に起きる「メチル化」という化学反応の程度を調べる手法としては世界で初めてとしている。グループによると、うつ病は基準に沿って、気分
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ポイント マウス脳の神経回路を3次元再構築するコネクトミクスプロジェクトに貢献 ラット、ブタ、サルなど、マウス以外の実験動物、脳以外の器官・組織にも適用可能 既存の生体イメージング技術のギャップを埋める、ヒト病理標本への応用に期待 要旨 独立行政法人理化学研究所(野依良治 理事長)は、生物試料を透明にする水溶性試薬「Scale試薬」を開発し、試料を傷つけることなく表面から数ミリの深部を高精細に観察する技術を確立しました。例えば、ホルマリンで固定した哺乳類動物の脳をScale溶液に浸すだけで透明化することができます。神経細胞を蛍光タンパク質で標識したマウスの脳に適用すると、神経回路の詳細な3次元構造を脳全体にまで広げて再構築することができます。これは、理研脳科学総合研究センター(利根川進センター長)細胞機能探索技術開発チームの宮脇敦史チームリーダー、濱裕研究員らが、JST戦略的創造研究推進事
巨大な星 ガスの衝突で誕生か 8月28日 18時3分 太陽より質量のはるかに大きい星が、宇宙を漂うガスの集まりどうしの衝突で誕生したとみられることを、名古屋大学などのグループが、電波望遠鏡を使った観測で初めて明らかにしました。巨大な星の誕生には、太陽の100万倍というばく大な質量のガスが必要と考えられてきましたが、今回のガスはそれよりもはるかに少なく、これまでの定説を覆す研究成果として注目されます。 名古屋大学の福井康雄教授らのグループは、南米チリにある電波望遠鏡「NANTEN2」で、およそ6000光年離れた、いて座の「三裂星雲」のガスの動きを観測しました。その結果、この星雲では、およそ100万年前に2つのガスの集まりどうしが秒速10キロメートルの速さで激しく衝突し、太陽の質量の20倍以上の巨大な星が誕生したとみられることが分かりました。衝突したガスの質量を計算したところ、太陽の1000倍
海洋研究開発機構(神奈川県横須賀市)は、北極海で直径100キロを超える巨大な渦を発見し、世界で初めて詳細な観測に成功したと発表した。生態系研究などに生かされるという。研究成果は26日、米地球物理学連合の専門誌に発表された。 海洋機構によると、これまでに直径10〜20キロの渦は見つかっていたが、水深100〜200メートルにあって水温も低く、生態活動に大きな影響は与えていないと考えられていた。 海洋機構は昨年9〜10月、海洋地球研究船「みらい」で北極海を調査。今回見つかった海洋渦は中心部の水温が最高7度と温かく、栄養分のアンモニアに富んでいた。水深は50〜200メートルで、体積は東京ドーム100万個分の1.2兆立方メートルだった。 渦が観測された北極海のカナダ海盆は栄養分に乏しいが、渦付近ではアンモニアを栄養分とする小型植物プランクトンが多いことも分かった。 地球温暖化などで北極海では
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ヒトなど哺乳類の大半を占める「真獣類」の化石が、中国・遼寧省のジュラ紀後期(約1億6000万年前)の地層から見つかった。これまでは白亜紀前期(約1億2500万年前)のものが最古で、真獣類の歴史が約3500万年さかのぼる。米国などの研究チームが25日付の英科学誌ネイチャーに発表した。 現在確認されている最古の哺乳類化石は約2億2500万年前のもの。これらの哺乳類の祖先はやがて、真獣類とカンガルーなど有袋類の仲間に分岐、それぞれに進化を遂げたとされる。今回の発見で、少なくとも1億6000万年前には分岐していたことが裏付けられた。 化石はほぼ全身で、歯やあごの骨、前脚などの特徴から真獣類の新種と確認。チームは「中国のジュラ紀の母」という意味の「ジュラマイア・シネンシス」と名付けた。 ジュラマイアはネズミのような姿で、全長約12センチ、体重15~17グラムと推定された。前脚の骨の形から、木登りをし
印刷 渦と垂直方向にビームを出すブラックホールの想像図=米航空宇宙局提供 39億光年のかなたにある巨大ブラックホールが星を吸い込む瞬間を、国際宇宙ステーション(ISS)にある日本の実験棟「きぼう」と米国の衛星が世界で初めてとらえた。25日の英科学誌ネイチャーに論文が発表される。 宇宙航空研究開発機構によると、観測したのは3月28日。きぼうの観測装置「MAXI」と、米国の衛星スウィフトが、それまで暗かった場所から強いX線が突然出始めたのを、ほぼ同時に見つけた。 ブラックホールに星が吸い込まれると、風呂の栓を抜いたときのように渦ができ、渦と垂直方向には強いビームが出ると考えられている。X線の発生源が、ブラックホールがあるとされる銀河の中心だったことから、星が吸い込まれる瞬間をとらえたと判断した。ビームがたまたま地球のほうを向いていたため、うまく観測できたらしい。(小宮山亮磨)
熱帯地方に多いデング熱を媒介する蚊の体内に、病原ウイルスの活動を抑える共生細菌を感染させることで病気拡大を防ぐ予防法を豪クイーンズランド大などの研究チームが開発した。25日付の英科学誌ネイチャーに発表する。 デング熱は、東南アジアやオセアニアなどで毎年5000万人が感染し、高熱や頭痛などで、死に至ることもある。旅先での日本人感染者も増えている。ワクチンはなく、蚊に注意するしかないのが現状。蚊の駆除のため、殺虫剤散布が行われるが、生態系への影響が懸念されている。 研究チームは、蚊やハエの体内に生息する共生細菌「ボルバキア」に着目。デングウイルスの働きを抑えるショウジョウバエのボルバキアを、デング熱を媒介するネッタイシマカに注射し、感染が確認された約30万匹を、今年1~3月、豪クイーンズランド州の野外に放った。約2週間後に細菌を持つ蚊の割合を調べると、15%以上が細菌感染の蚊で、3か月後には9
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