ローマ教皇フランシスコが11月23日に来日する。1981年に来日した故ヨハネ・パウロ二世と同様に被爆地である長崎、広島を訪れる。 フランシスコ・ローマ教皇が2019年11月23~26日、日本を訪れる。ローマ教皇の来日は、1981年2月の故ヨハネ・パウロ2世以来38年ぶりで2回目。教皇は23日夕に東京に到着。24日に被爆地である長崎市、広島市を訪れ、25日は東京ドームで大規模なミサを執り行うほか、天皇陛下との会見、安倍首相との会談が予定されている。26日に帰国の途に就く。 教皇はかねて、核兵器廃絶を訴えており、被爆地から平和へのメッセージを発信する。訪日に先立ち、「核兵器による破壊が二度と行われないよう共に祈る。核兵器の使用は倫理に反する」と語るビデオメッセージを公表している。 教皇の主な訪問予定地を紹介する。 【長崎爆心地公園】 1945年8月9日に長崎に投下された原子爆弾の落下中心地碑が