その一方で、このIE11の自動インストールをブロック(無効化)するための手段として、「Internet Explorer 11 自動配布の無効化ツールキット(IE11ブロックツール)」がマイクロソフトから無償で提供されている。これにより、互換性などの理由からIEをアップグレードしたくない場合は、自動インストールを止めることで古いIEのまま運用し続けることが可能だ。 ところがWindows 7/Windows Server 2008 R2では、2016年1月13日をもって、IE11より前のバージョンのIEのサポートが終了することになってしまった。それ以後は、新たなセキュリティパッチを無償で適用できなくなり、今後も発覚するだろう脆弱性を修正できなくなる。つまり、この日に古いIEの寿命が実質的に終わるということだ(詳細は右上の関連記事を参照)。 それまでにはIE8/IE9/IE10をIE11にア
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