某大手書評ブログの、とあるエントリを読んで思ったこと。付け加えるなら、エロゲにとって『エロ』は定義そのものなので必須の要素ですが、(狭い意味での)『萌え』が全く存在しないラノベは少数ではありますが今も実在するので、この点(だけ)に着目するならラノベの方がエロゲよりはるかに多様であるとさえ言えますね。そんなことに意味はないですが。自分のホームグラウンドであるメディア・ジャンルについてはその多様性を毛ほども疑わず周囲にも大声で主張するタイプの人が、一歩でも専門外の領域に出た途端に少ないサンプルとまったくの個人的印象から全体についての単純な結論を導いてしまう傾向があるのは、自分にはたいへん不思議なことに思えます。たとえば、TYPE-MOONとKEYとニトロプラスの作品しかプレイしたことがないような人間(純粋な抜きゲーを除くと、ちょっと近いな自分)がいきなり「エロゲーというジャンルは……」とか語り