世の中を笑わせ、考えさせた研究や業績に贈られる今年の「イグ・ノーベル賞」の発表が18日、米ハーバード大であった。バナナの皮を踏んだときの滑りやすさを明らかにした、馬渕清資(きよし)・北里大教授(63)らが「物理学賞」を受賞した。日本人の受賞はこれで、8年連続となった。 「バナナの皮を踏むと滑る」のは、日本の漫画やコントだけでなく、欧米でもチャプリンの映画などでよく知られている。だが、ものの滑りやすさの指標となる「摩擦係数」を、実際に調べた研究はこれまでなかったという。 馬渕教授は、数十本のバナナを買い込み、むいた皮を測定器の上で踏みつけて、摩擦係数を測定した。その結果、皮の内側を下にして踏みつけると、皮がないときの約6倍も滑りやすくなることが判明した。 皮の内側には、小さな粒状の「… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有
振り込め詐欺など「特殊詐欺」の被害が今年、過去最悪ペースで増えている。警視庁は犯人の声をデータベースに蓄積して、被害防止に生かす全国初の試みに乗り出した。被害に遭わないための対処法を問う検定をしたり、コールセンターを設けてお年寄りに電話で注意を呼びかけたり、他県警も知恵をしぼっている。 警視庁の捜査支援分析センター。特殊詐欺犯からお年寄り宅にかかってきた電話の録音データから、詐欺犯の声だけを抜き出し、お年寄りの住所や年齢とあわせてシステムに登録する作業が進められている。 「音声データベース自動照合システム」だ。特定の音声を入力するとデータベースに蓄積された犯人の声と自動的に照合し、声の特徴が似た電話がいつ、どの家にかかってきたかがわかる。 発案したのは、センターの小山由夫・前所長。センターが開発した指名手配犯の3次元顔写真データベースの考え方を特殊詐欺対策に応用できないかと考え、システム開
交通網が整備、東京は地価上昇 秋田県は都道府県別で住宅地、商業地、工業地とも下落率が最大だった。人口減少率も全国一で、近年は年に約1万人減っている。 全用途での下落率が10・9%… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
東京在住の被爆者らの団体「東友会」が7月、東京都庁で原爆に関する展示会を開いた際、米国などの核実験に対する抗議活動の写真の展示を断念していたことがわかった。後援する都から「政治的意味合いがあると誤解される」との懸念を示されたためという。 東友会は2009年から、都の後援を受けて都庁展望室で原爆展を催している。7回目の今年7月には、18~23日に「原爆被害の実態と東京の被爆者たち」をテーマに写真や絵、被爆した瓦など約170点を展示し、放射線被害の実態や東友会の活動を紹介。約5500人が訪れた。 東友会は今回、米英仏中印の各国が1990年代後半から2000年代初めに核実験をした際、それぞれ国名を記した横断幕を持って抗議した様子を撮った写真を新たに展示する予定だった。しかし開催前の7月10日、この写真を都の担当者に示した際、「政治的意味合いがあると誤解される恐れがある」という意見が出され、展示し
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