九州電力川内原発がある鹿児島県薩摩川内市の市議会原発対策調査特別委員会(10人)は20日、再稼働に賛成する陳情を賛成多数で採択した。再稼働をめぐる地元の同意手続きで、賛成の意思が示されたのは初めて。月内にも開かれる市議会臨時会でも同じ陳情が採択されるのは確実な情勢で、岩切秀雄市長も同意を表明する見通しだ。 「再稼働賛成」の陳情は賛成6、反対2、棄権1(委員長を除く)で採択された。朝日新聞の取材に対し、賛成した委員は地元経済の活性化やエネルギーの安定供給などを理由に挙げた。「再稼働反対」などの陳情11件は賛成少数でいずれも不採択、「川内原発3号機の増設反対」の2件は継続審査とした。 岩切市長は採択後に記者会見し、「審査に真摯(しんし)に取り組まれてきた特別委の姿勢を高く評価したい」と発言。臨時会での陳情採択後すみやかに態度を明らかにする考えを表明した。臨時会の本会議は今月末にも開かれる見込み
小渕優子経済産業相と松島みどり法相は20日、安倍晋三首相に辞表を提出し、受理された。小渕氏には、後援会が会員向けに開いた観劇会の収支が食い違っている問題が浮上。松島氏は選挙区内で「うちわ」を配ったことが野党の追及を受けていた。「女性の活躍」を掲げる安倍政権の女性閣僚が1日で2人辞任する事態は、安倍政権への大きな打撃となる。
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