ロシアとトランプ米大統領との関係を巡る「ロシア疑惑」を捜査しているマラー特別検察官は30日、昨年の大統領選の際に選対本部長を務めたポール・マナフォート氏ら2人を資金洗浄(マネーロンダリング)や脱税などの罪で起訴したことを明らかにした。2人は同日、米連邦捜査局(FBI)に出頭した。 ほかに起訴されたのはマナフォート氏のビジネス上のパートナーのリチャード・ゲーツ氏。 訴状によると、マナフォート氏らは少なくとも2006年から15年にかけ、無登録でウクライナの親ロシア派の元政権党「地域党」のためにロビー活動を行い、政党側から数千万ドルの報酬を受け取った。さらに、06年から少なくとも16年にかけ、国外の会社や銀行口座を通じ資金洗浄をしたとされる。 地域党を率いたヤヌコビッチ元大統領は、14年にロシアへ逃亡している。ただ訴状は、トランプ氏の大統領選との直接的な関わりは指摘していない。 マナフォート氏を
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