日本ジャーナリスト会議(JCJ)は7日、優れたジャーナリズム活動に贈る2020年のJCJ大賞に、公費で首相が主催する「桜を見る会」に安倍晋三首相の地元後援会員が多数招待されたことをスクープした共産党機関誌「しんぶん赤旗」日曜版の報道を選んだと発表した。 JCJ賞には、森友学園問題に関連して自殺した元財務省近畿財務局職員の妻赤木雅子さんと大阪日日新聞の相沢冬樹記者の「森友問題で自殺した財務省職員の遺書の公開」など4点を選んだ。
自民党総裁選(14日投開票)は8日告示された。党内7派閥のうち、5派の支持を固めた菅義偉官房長官(71)だが、新政権の人事をにらんだ各派間の確執も見え始め、きしみもある。岸田文雄政調会長(63)、石破茂元幹事長(63)は巻き返しを図るが、支持は広がらず苦しい状況が続く。 「政策の実行には政府・与党の緊密な連携が不可欠。二階(俊博)幹事長は党内をしっかりと取りまとめていただけるので、非常に頼りになる」。菅氏は7日の記者会見で、二階氏の幹事長在任期間が1497日となり、田中角栄元首相と並んで歴代トップとなったことへの感想を聞かれ、賛辞を贈った。 菅氏に対し、党内7派閥のうち5派閥が支持を表明した。5派の所属国会議員数は計264人。国会議員票と都道府県連票を合わせて計535票で争われる総裁選を前にすでに国会議員票だけで半分近くを押さえ、党内に「勝敗は決した」(閣僚経験者)との見方が広がっている。
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