新型コロナ感染判明後に、入院や宿泊療養などの振り分けが「調整中」となっている人が、緊急事態宣言が出ている11都府県で少なくとも1万5058人(19日時点)に上ることが24日、共同通信の調査で分かった。1カ月前と比べ兵庫は5.8倍、東京は4.8倍と急増した。 多くの地域で保健所の業務が逼迫し、入院や療養先の調整が追い付いていないことが背景にあるとみられる。病床が足りずに自宅待機を余儀なくされている人や、自宅で亡くなった人も増えており、態勢拡充が急務となっている。 調査は、11都府県に19日時点の「調整中」の感染者数を聞き、昨年12月19日時点と比較した。
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