トヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」が米ニューヨーク州の道路で急加速して壁に衝突、運転していた女性がけがをする事故が起きたとされる問題で、米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は18日、女性が運転を誤った可能性があると報じた。 ただ、AP通信は地元警察が「運転ミスとの捜査結果は出ていない」としていると伝えた。 トヨタなどが事故を起こしたプリウスの車載コンピューターのデータを解析したところ、事故当時にブレーキが踏まれた形跡はなく、燃料や空気の量を操るエンジンのスロットルは開いた状態だった。 運転していた女性は事故当時に「急加速した。全力でブレーキをかけたが利かなかった」と主張していた。(共同)