シーフォーテクノロジーは3月24日、動画の全フレームに電子透かしを挿入できる「acuagraphy Moviemark」と、音声ファイルに電子透かしを埋め込める「acuagraphy Audiomark」を発売した。 「Moviemark」は、画質低下が少なく高速に埋め込めるのが特徴。動画のファイル形式を変換しても透かしが残るといい、「自社が製作した動画がYouTubeに違法アップロードされる」といった悩みを抱えるコンテンツ企業向けに売り込む。 透かしは目に見えにくく、動画の質をほとんど損ねないとしている。2フレームを基本単位とし、1フレームずつ逆位相で透かしを埋め込む「M4方式」という独自技術を活用した。 処理の高速性も特徴で、QVGA(320×240ピクセル)程度の映像なら、再生しながらリアルタイムに透かしを埋め込むことが可能という。 透かしは、動画を他形式に変換したり圧縮しても検出可