スタンフォード大、エール大のロースクールを卒業し、米CBS放送「サバイバー」で優勝して米国内韓国人社会の英雄に浮上したクォン・ユル米国連邦通信委員会副局長が、中央日報に「自分が見た韓国人」と題して寄稿してきた。 −−私が現在の位置にまで来る過程で、韓国人というアイデンティティーが最も大きな役割を果たしました。 年をとるにつれて、韓国人の血からどれほど多くの力を受けたかを知り、これを誇りに思うようになりました。 考えてみると、リーダーシップの要素とはお互い矛盾し、排他的な性格のものがたくさんあります。 タフでありながらも鋭敏でなければならず、固く決心しながらも良い傾聴者(a good listener)でなければなりません。 また、自尊心を持ちながらも、謙遜しなければなりませんから…。 一体こんな資質を備えた人がどこにいるのでしょうか。 ところが、このように矛盾したリーダーシップの気質を持