松浦氏と浜崎あゆみ ©文藝春秋 小説「M 愛すべき人がいて」書籍化の経緯 原作は2019年8月1日に刊行された小説「M 愛すべき人がいて」(幻冬舎)だ。ノンフィクションライターの小松成美氏が、松浦氏と浜崎両者への取材を約10カ月間行って執筆した “事実に基づくフィクション”であるとされている。版元である幻冬舎の見城徹氏は、書籍化の経緯について発売当時の取材に対してこう明かしている。 〈去年の8月1日のこの時間、サイバーエージェントの藤田から浜崎あゆみ、生涯最大の恋物語の企画を電話で持ちかけられた。本にしてくれたら、ぜひ、映像化したいんです、と。藤田はその時、松浦勝人と浜崎あゆみと3人で西麻布で飲んでいたのだ。そこから全ては始まった〉(「日刊スポーツ」2019年8月16日) 松浦氏と浜崎は、自ら率先して小松氏に交際関係にあった当時のエピソードを語ったのだという。そうして書き上げられた小説「M