現代は情報も大量生産、大量消費、大量廃棄される時代。 身の回りにはたくさんの数字や言葉、トレンド、時流などの情報があふれています。 それらの情報の面白さを、ちょっと視点を変えて眺めてみると 今までと違った側面が見えてきて、 時にはビジネスにも役立つ発想がわいてきたりするものです。 複雑な組織と根回しが 意思決定を遅らせる スピード時代といわれて久しくなりますが、スピード感のある迅速な対応が日本社会(行政組織も含めて)は苦手のようで、先日も福島第一原発で現地調査をおこなった国際原子力機関(IAEA)が報告書を作成し、日本の政策決定の過程について、複雑な組織体系が緊急の意思決定の遅れを招く危険性があると指摘しました。 これは原発事故の事後処理に限った話ではなく、日本社会の一面を象徴するものではないでしょうか。組織が複雑に絡まり、そこに個々の力関係が働き、各方面への「根回し」が済まないと前に進ま