→紀伊國屋書店で購入 「トップ科学者たちが語った近未来の世界」 私の息子は2002年に生まれ、21世紀を生きることになるのだが、彼が暮す21世紀の後半はどんな世界が待っているのだろうか。 時代的にみると、ヘンリー・フォードがT型フォードを発表したのが1908年。ライト兄弟が最初の飛行に成功したのが1903年。 もし息子の生まれた年を20世紀に置き換えると、息子はちょうどこの頃に生まれたことになる。 そして、私たちが体験した20世紀末までの生活を思うと、これは凄い違いである。 今回読んだ本は、21世紀中にどんな科学技術が発展するかを見せてくれる『Physics of the Future』。著者はニューヨーク市立大学シティカレッジ物理学部教授で超弦理論に貢献した日系3世の物理学者ミチオ・カクだ。アメリカに住む者にとっては、ディスカバリー・チャンネルやBBCの科学番組のホストとしてテレビでもお
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