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ブックマーク / booklog.kinokuniya.co.jp (3)

  • 『これからの日本のために「シェア」の話をしよう』三浦展(NHK出版) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「シェア型消費からシェア型社会へ」 奥付によると、書の発行日は2011年2月25日となっている。つまり東日大震災が起きる2週間前である。「シェア」という消費形態への移行を踏まえつつ書は書かれているが、3・11により、「シェア」せざるを得ない状況が立ち現れ、さらに「シェア」することが生み出す価値がクローズアップされた。図らずも書が提起するものの意味はさらに大きなものになったといえる。 著者の三浦展(みうら・あつし)氏は消費社会研究家、マーケティング・アナリストで、『下流社会』(光文社新書)に代表されるように、社会状況を鋭く分析した書籍や新しいライフスタイルや消費生活を提案する書籍を数多く出版している。 多くのデータや図式を駆使しながらも、著者の主張は至ってシンプルで「私有主義的消費からシェア型消費へ」というものだ。実のところ、著者は「共費」という概念を用いて10

    『これからの日本のために「シェア」の話をしよう』三浦展(NHK出版) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
    a246ra
    a246ra 2012/02/09
     紀伊国屋BOOKLOG(書評空間)掲載
  • 『 Physics of the Future』Michio Kaku(Penguin Books) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「トップ科学者たちが語った近未来の世界」 私の息子は2002年に生まれ、21世紀を生きることになるのだが、彼が暮す21世紀の後半はどんな世界が待っているのだろうか。 時代的にみると、ヘンリー・フォードがT型フォードを発表したのが1908年。ライト兄弟が最初の飛行に成功したのが1903年。 もし息子の生まれた年を20世紀に置き換えると、息子はちょうどこの頃に生まれたことになる。 そして、私たちが体験した20世紀末までの生活を思うと、これは凄い違いである。 今回読んだは、21世紀中にどんな科学技術が発展するかを見せてくれる『Physics of the Future』。著者はニューヨーク市立大学シティカレッジ物理学部教授で超弦理論に貢献した日系3世の物理学者ミチオ・カクだ。アメリカに住む者にとっては、ディスカバリー・チャンネルやBBCの科学番組のホストとしてテレビでもお

    『 Physics of the Future』Michio Kaku(Penguin Books) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
    a246ra
    a246ra 2011/04/27
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  • 『ロボット兵士の戦争』P・W・シンガー(NHK出版) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「ロボットのもたらす戦争の革命」 先ごろアカデミー賞作品賞ほか6部門で賞を獲得したキャスリン・ビグロー監督の『ハート・ロッカー』は、イラク戦争に従軍する爆弾処理兵を扱った映画である。これまでは戦争映画の主人公というと、前線で闘う兵士か、あるいは後方の作戦室にいる司令官あたりが相場であった。それに対して、ビグローは前線でも司令室でもなく、いわば日常と隣り合わせの「街角の戦場」で活躍する、新しいタイプの英雄を持ってきた。敵をいたずらに殲滅するのではなく、無差別の爆弾テロにおびえる他国の市民を率先して守る主人公、これである。 しかし、映画をご覧になった方は、冒頭の場面、処理兵たちが街角でデカいラジコンのようなロボットを操り、爆弾の有無を確認するシーンがあったのを覚えているだろう。書の第一章は、まさにそのEOD(爆発物処理)班の片腕として働くロボットを紹介している。今や戦場

    『ロボット兵士の戦争』P・W・シンガー(NHK出版) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
    a246ra
    a246ra 2010/10/15
    紀伊国屋BOOKWEBにて紹介。
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