いつでも5年間のLast Run何人かの先輩諸氏が「最後の60歳までの5年間はあっというまだぞ」と言っていた。「ならば、今こそなのだろう」後進のために、伝えるべきものを伝え、残すべきものを残してゆこう。と思ったのです。 それが「5年間のラスト・ラン」を思いい立ったきっかけでした。 みなさんおはようございます。昨日に引き続き一人のヴィアトールです。 実は私は2000年の春以来、いま私が在籍している会社で毎月一回の頻度で実施してきた「社内読書勉強会」(自主参加)の事務局を、その最初のときから担当させて頂いております。 その勉強会は、毎月勉強する指定の書籍を決め、事前に参加者のなかから一人にコーディネーターをお願いし、勉強会当日、冒頭にそのコーディネーターが指定の書籍についてまとめたレポートを出席者に配り、簡単に解説し、その後参加者のみんなで意見を交換し合うといった内容で、就業開始前の一時間を充
『〔GDP〕のなかには、空気汚染や、タバコの広告や、ハイウェイでの事故による多数の死者を運ぶ救急車が含まれている。 ・・・しかし、そこには、子供たちの健康も、教育の質も、遊びの楽しさもふくまれていない。 ・・・私たちの機知も勇気も、知恵も学びも、思いやりも、愛国心も勘定されない。 ようするに、こういうことだ。 国の富をはかるはずのこの指標からは、私たちの生きがいのすべてがすっぽり抜け落ちている。 政治家 ロバート・F・ケネディ 』 全3章のおもな内容 1章... 科学の急速な進歩によりスーパー・パワーを手にしてしまった人間が招く、 人類を含むすべての生きものの生存の危機とその責任の大きさについて。 2章... 無限の経済成長は、絶滅へのカウントダウンであることを説き、現代の"消費社会"が、 地球を覆う「生命の網(ウェブ・オブ・ライフ)」に与える影響の大きさを訴える。 3章... 父に学
NHK解説委員の出川展恒(でがわのぶひさ)氏にお越し頂き、『混迷する中東情勢を読む』をテーマとし講演会を開催します。 エルサレム支局長、カイロ支局長を歴任され、中東・イスラム地域の専門家としてNHKのニュースや番組などでおなじみの出川さん。 わかりやすく解説なさる出川さんをテレビでご覧になられた方も数多くいらっしゃることと思います。今回、私たちのプロジェクトのために、以下の内容を中心にお話してくださいます。 講演内容 1967年の第3次中東戦争から50年。イスラエルとパレスチナの紛争は長期化し、解決の糸口が全く見えません。 和平の仲介役アメリカには、極端にイスラエル寄りのトランプ政権が発足し、2つの国家が共存する和平の実現が危ぶまれています。シリア内戦やイラン核問題の解決もますます困難になり、混迷深まる中東の最新情勢をわかりやすく解説します。 講演者プロフィール 出川展恒NHK解説委員 1
October 22, 2011 その2)「世界の科学者による人類への警告」(1992年) カテゴリ:カテゴリ未分類 以下は「いのちの中にある地球」デヴィッド・スズキ著(NHK出版)からの抜書きです。 1992年、104人のノーベル賞受賞者(当時存命だった受賞者の半分以上)を含む、71か国、1700人の経験豊富な科学者たちが、「世界の科学者による人類への警告」という文書に署名しました。 その文書は、次のような切迫した呼びかけで始まっています。 「人類と自然界が正面衝突している。人間の活動が自然環境や重要な自然資源に深刻な被害を引き起こしているのだ。多くの場合、その損害は回復不可能である。このまま現在のやりかたをつづければ、人間社会の未来派、ますます暗いものになるだろう。・・・そして、これまでのように生命を維持していくことができなくなるほど、大きな変化を自然界にもたらしかねない。この破滅的な
2023年04月 / 03月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫05月 「webDICE」というサイトに、カナダの著名な生物学者であり、知る人ぞ知るセヴァン・スズキの父親でもあるデヴィッド・スズキさんのインタビュー記事が掲載されています。 COP10名古屋(2010年10月)開催時に来日。NHKの特集番組に出演されていたデヴィッドさんをご覧になった方もいらっしゃるはず。CBC(カナダ放送協会)の長寿番組『ネイチャー・オブ・シングス』のパーソナリティーを30年以上つとめるほか、ブリティッシュ・コロンビア大学名誉教授でもあるデヴィッドさんが、環境に興味を持ったきっかけは、第二次大戦中の日系人収容所先にあったとは・・・ 記事へのリンク→ 環境問題に取り組み続けてきたデヴィッド・スズキが伝える〈地球のなおし方〉、そして娘セヴァ
「もう頑張らなくていい。頑張らなくても安心して平和に暮らしていける未来をつくるしかない」環境運動を続ける氏による新たな提言。 映画『セヴァンの地球のなおし方』より前作『未来の食卓』の舞台となったフランス南部のバルジャック村近くにある原発で市民たちが原発の不安について語るシーン。 環境文化NGOナマケモノ倶楽部の辻信一さんは、世界各国での活動を続けながら、我々の豊かさをもう一度をもう一度問い直すとともに日本ならではの環境への取り組みを常に提案してきた。現在公開中の映画で辻さんが字幕監修を手がけた『セヴァンの地球のなおし方』を辻さんは「いまこの作品を観る意味は大きい」と力説する。今作を通して、新しい時代を前にいま私たちがあらためて考えなければならないこととはなにか聞いた。 僕たちはいちど深い時間のなかに一回身を浸してみるということが大事だ ──字幕監修を手がけられた辻さんはこの『セヴァンの地球
第5回 まねぶ会 〈講師〉 辻信一 http://www.sloth.gr.jp/tsuji/ 〈テーマ〉 「ポスト3.11を創る〜ナマケモノ教授と考えるもう一つの未来」 〈日時〉 7/11(月) 17:30〜19:00 〈会場〉 CAFE JI*MAMA ※定員35名ほどです。 〈料金〉 1000円1ドリンクつき ※予約していただけると嬉しいです。定員に達し次第受付を締め切らせていただきます。 〈お問い合わせ〉 TEL 0241-62-8001 e-mail dsk8dsk8@yahoo.co.jp 「震災、そして原発事故を受けて、僕らの暮らす南会津でこれから何ができるのか、どう生きていくのかを辻信一さんのお話を通して考えてみましょう!」 (五十嵐) 辻 信一(つじ・しんいち)プロフィール 文化人類学者、ナマケモノ倶楽部世話人。明治学院大学教授。 「100万人のキャンドルナイト」
カナダ生まれの日系三世、デヴィッド・スズキ。彼は、CBC(カナダ放送協会)の長寿番組『ネイチャー・オブ・シングス』のパーソナリティーを30年以上つとめるほか、ブリティッシュ・コロンビア大学名誉教授、生物学者、環境運動家としても知られている。そして、セヴァン・スズキの父親でもある。 セヴァンは、92年、ブラジル・リオで開催された環境サミットで、「伝説のスピーチ」を行った少女(当時12歳)だ。セヴァンの「どうやって直すのかわからないものを、こわしつづけるのはもうやめてください」という大人に向けたメッセージは、18年たった今も、色あせることなく力強いメッセージを発信し続けている。 そんなセヴァンの「伝説のスピーチ」から幕開けする映画『セヴァンの地球のなおし方』(英語タイトル『Severn, The Voice Of Our Children』)は、セヴァンの現在の活動や、日本やフランスで、子ども
神の子の皆さま ありがとうございます。 所属しています「水源森クラブ」のお友達が読んで、と貸してくれた本「いのちの中にある地球」、いっきに読みちょっと感動しています。著者は、デウ”ィッド・スズキ 科学者で環境運動家でもあります。 人間が自然界のしくみについての理解がまだ幼稚にもかかわらず、その優秀な創造力で素晴らしい科学技術を次々生み出した、そしてそれは予期せぬ問題・副作用を引き起こしてきた。それを著者は、私たち人間は恐ろしいほど無知でありながら、地球の生命維持システムそのものを変えてしまうほど大きな力を手にいれてしまったと書いてある。 昔の人びとは、自分が生まれ育った世界をそのままに、あるいはより豊かなものとして後世に残すことが、神聖な義務だと考えていたようです。 昔、北アメリカの先住民が重要な決断をするときには、まず先祖達へと思いをめぐらし、次にその決断が七世代先の子孫たちにどのような
ドキュメンタリー映画「幸せの経済学」京都上映会ですが、昨日の準備会はMLで見て大阪から駆けつけた方含めて4人で行い (私以外は全部女性という珍しいジェンダー・バランスのミーティング。こうした映画は女性の方が関心が高い)、「『幸せの経済学』プロジェクト in 京都」が発足しました。早速、ブログを立ち上げましたのでご覧ください。この映画のイメージが湧くのではと思います。 プロジェクト・メンバー(スタッフとして協力していただける方や宣伝に協力いただける方)や協賛団体、フェアトレードや有機農産品、カフェなどの出店団体を大募集中です。5月7日(土)には試写会も行ないます。 「幸せの経済学」プロジェクト in 京都 http://d.hatena.ne.jp/shiawase_kyoto/ 以下の呼びかけにあるように、この映画の上映によりポスト3・11(東日本大震災と福島原発事故後)の日本社会のあり方
青い空、まぶしい新緑、こどもたちの真剣な表情、みんなの笑顔、 言葉にならないよろこびに満たされ、からだじゅうから、うれしいって声がきこえる 『99.9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方』(竹内薫著 光文社新書) 『いのちの中にある地球 最終講義:持続可能な未来のために』(デヴィッド・スズキ著 NHK出版) 最近ガイドさんからおすすめされた本ですが、わたしの世界の見方を、変えてくれました。ガイドさんありがとう。 『いのちの中になる地球』から、ご紹介します。 ・・・経済というものを実在するもののように考え、神のように崇めたてまつり、大気や森や海や生態系のように貴重なものを、貢ぎものとしてその祭壇に差し出しているのですから。 資本主義、自由競争、経済、市場、企業、貨幣―どれも自然現象ではありません。みな人間がつくりだしたものです。つまり、不具合があれば修正できる、ということなのです。・・
デヴィッド・スズキ (訳)辻信一 『いのちの中にある地球 最終講義:持続可能な未来のために』 NHK出版 <評価>☆☆☆☆☆ <好み>★★★★ ブリティッシュ・コロンビア大学名誉教授にしてカナダの著名な環境活動家であるデヴィッド・スズキによる「最終講義」。原題は「THE LEGACY AN ELDER'S VISION FOR OUR SUSTAINABLE FUTURE」となっています。 職場の上司(課長)が貸してくれたため読みました。環境活動家によるものということで、かなり警戒して読み始めたのですが、予想とは異なり、かなり良心的な啓蒙書でした。 環境原理主義的な活動家によるものは、ともすれば感情論にはしりがちですが、著者は生物学、動物学を専門とする科学者であり、参考文献、引用出典を丁寧に記しており、議論の透明性を確保し、科学的である努力をしている点に好感を覚えました。 しかも、長年にわ
映画「幸せの経済学」完成試写会・対談(2/19 東京)。ローカリゼーション運動のパイオニア、ヘレナ・ノーバーグ=ホッジさんが来日! スロームーブメントの火付け役、辻 信一さんとの対談がついに実現。 「ラダック懐かしい未来」の著者であり、世界のローカリゼーション運動のパイオニア、ヘレナ・ノーバーグ=ホッジさんの最新ドキュメンタリー「幸せの経済学」が5年の歳月をかけて2010年に完成致しました。そこで、2月19日(土)、明治学院大学において、完成を記念する完成試写会を開催致します。この映画はローカリゼーションの重要性を訴える内容となっており、日本公開は5月からを予定しております。 映画「幸せの経済学」完成試写会に合わせ、監督であるヘレナさんも緊急来日。映画上映後には、ナマケモノ倶楽部などの活動で「スロー」や「GNH」を広めている文化人類学者の辻 信一さんと来日特別対談を行います。また、持続可能
カナダの環境破壊に待ったをかけた生物学者が、地球を継ぐ私たちに贈る最後の講義。テーマは、「いのちのつながり」について。あらゆる生きものたちは、ただ一枚の「生命の網」を編んでいる。私たち人間も、その網目のひとつにすぎない。いま、地球を包むその網が、人間の豊かな生活のために、引き裂かれつつある。だが、だれもその穴をふさぐ術を知らない。私たちは、自然のしくみについて恐ろしいほど無知なのだ。最新の科学知識と先住民族の智恵をまじえて語る、「生物多様性」保護のために、私たちが進むべき道とは―。(内容紹介より) 『いのちの中にある地球』(デヴィッド・スズキ著 辻信一訳 NHK出版) いま話題の生物多様性の問題、生命の循環の仕組みなどをとおして、人類の選ぶべき道について語られた本書は、小中学校の授業でぜひ使ってもらいたいものだ。 政権与党が民主党に交代した直後の鳩山元首相の国連演説で、温室効果ガスを199
『いのちの中にある地球』、いよいよ大詰めです。 その中で、ちょっと衝撃的な一説が。 よりよい未来をつくりだすために人類に課せられた最大の課題は、世界を「新たな目で見る」こと。 言語学者、ニコラス・ファラクラスの示すビジョンはこうです。 「想像してみてほしい。飢えた人もホームレスも失業者もいない社会を。 こまったときにはコミュニティが手を尽くして助けてくれ、人びとが安心していられる社会を。為政者は必要が生じたときのみ権力を行使し、それもコミュニティとの協議や合意なしには使えないという社会を。 犯罪は皆無に近く―(略)―。 一人ひとりがいま、そこに生きているという、ただそれだけのことが祝福され、各人の経験を伝え、わかちあうことにみなが深い責任感を抱くような社会を想像してみてほしい」 私(著者)がファラクラスに出会ったのは彼が長年生活し教鞭をとっていたパプア・ニューギニア。 ここに引用した文章で
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