民間軍事会社の内幕 (ちくま文庫 す 19-1) 作者: 菅原出出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2010/06/09メディア: 文庫 クリック: 54回この商品を含むブログ (10件) を見る 自分が民間軍事会社(PMC)について興味を持ったのは、確か「世界の危険・紛争地帯体験ガイド (講談社SOPHIA BOOKS)」でエグゼクティブ・アウトカムズについてのアレコレを読んでからだったろうか。 アフリカ紛争地帯でダイアモンド鉱山の安全確保(と、オマケで内乱の収束)に、正規軍顔負けの活躍を見せつけた彼らも1998年には解散。一方で、ユーゴ紛争などで正規軍の中でのPMCの存在が徐々にクローズアップされていった。 この頃からクローズアップされるようになったPMCの暗部についての決定版といってもいい本といえば、やはりP.W.シンガーの「戦争請負会社」だろうか。現代の戦場で正規軍が活動するため
「ウェブリブログ」は 2023年1月31日 をもちましてサービス提供を終了いたしました。 2004年3月のサービス開始より19年近くもの間、沢山の皆さまにご愛用いただきましたことを心よりお礼申し上げます。今後とも、BIGLOBEをご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ※引っ越し先ブログへのリダイレクトサービスは2024年1月31日で終了いたしました。 BIGLOBEのサービス一覧
本文587ページ。圧巻。 どこにも英雄は出てこず、いくつもの奇跡が重なり、偶然に回避された核戦争を時間軸に沿って書き起こしたもの。 ただ、このようなノンフィクションを可能とするアーカイブが日本政府になさそうな事が心配。歴史の審判を気にかけない施政者は、何によって牽制されるのだろう。 本書についていえば、後書きにある、「この事件がその後のアメリカの武力外交へ与えた影響のサマライズ」も納得感を持って読んだ。私にとってはこちらの方が役立つ。 抜書き P594 この新しい外交観ー″強気の姿勢と自制心″をうまく調整して使い分ければ、アメリカはどんな国でも意のままにできるという認識ーは、ベトナムにおいてもっとも破滅的な結果を引き起こした。 アメリカの軍事力をシグナルとして利用し、ハノイにこちらの意図をわからせることだった。 P595 (ネオコンもまた)イラク戦争を立案するに際し、彼らもまた、アメリカ大
2010年08月25日 相変わらず『ロボット兵士の戦争』を読んでる。 カテゴリ:読書 ぼなせーら!まだ「ロボット兵士の戦争」を読んでいますが、この本読んでて驚いたのはオースン・スコット・カード「エンダーのゲーム」が軍事教練コースの図書目録に記載されてるとかいうこと。いや、あれ、確かに傑作なんだけどさ。しかも、内容が内容だしね(いわゆる軍事SFです)。でも、変な感じがすんなあ。 ちなみにカードの作品ではダントツ「エンダーのゲーム」が有名なんですが、個人的には何故か「ソングマスター」のヒトというイメージ。まぁ、そっちから読んだせいかもしれませんが。 せっかくなんで、エンダーシリーズでも読むかなとか思っちゃいました。 で、軍事SFで思い出した。最近、色々と出てるみたいですが、ピーター・F・ハミルトンは何で邦訳でないのー?「マインドスター・ライジング」しか出てないみたいなんですが?何でー?レナルズ
生物学者の福岡伸一氏の言っている「動的平衡」という言葉には、つまりあらゆる事象がフロー(流れ)のなかで成立しているっていう抽象的理解を促すような作用もあって、これについて今あれこれ思いを巡らせているところ。 先日クリス・アンダーソンの著作『FREE』を日本で出版した、もしかしたら今日本で最も先端的な編集者じゃないかとも思われるNHK出版の松島さんと久し振りに会って、というかその松島さんと、日経BPから独立したばかりの編集者のMさんていうか三田さんと、それから僕の同業者でもあるMさんと4人で会って飲んで話をしてみようという話になって、それで僕もまあMだからその場にいたみんながMだった訳だけど、そんなドMな一席があって、そこに端を発したあれこれを自分のなかで消化するなかで、その「動的平衡」がまた改めて自分のなかでキーワードのひとつとして浮かび上がって来たという話。 その飲み会の日がたまたま『F
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く