1冊読了。 127冊目『動物感覚 アニマル・マインドを読み解く』テンプル・グランディン、キャサリン・ジョンソン/中尾ゆかり(NHK出版、2006年)/これは面白かった。443ページで3360円は安いと断言しておこう。テンプル・グランディンは自閉症(アスペルガー症候群)である。で、自閉症者は動物に近い感覚を持っているとのこと。動物の気持ちを理解することができるから「動物感覚」というタイトルになってるわけ。腰を抜かしたのはプレーリードックが名詞、動詞、形容詞の意思伝達システムがあるそうだ。つまり言葉を持っているのだ。そこから著者は意識があるかどうかを探っている。もう一つ。人と犬との付き合いは古く、元々はオオカミと一緒に生活していた。で、人はオオカミから様々なことを学んだというのだ。例えば組織だった狩猟の仕方など。その頃、オオカミと人とは対等な関係だったに違いないとテンプル・グランディンは記して
コンテンツ・ビジネス塾「ロボットによる戦争」(2010-40) 11/2塾長・大沢達男 1)1週間分の日経が、3分間で読めます。2)営業での話題に困りません。3)学生のみなさんは、就活の武器になります。4)毎週ひとつのキーワードで、知らず知らず実力がつきます。5)ご意見とご質問を歓迎します。 1、ルンバ 家庭用掃除ロボット「ルンバ」をご存知ですか。直径34センチ高さ9センチの円盤型の掃除ロボットは、2002年に米国に登場し、世界40カ国で400万台を売る大ヒット商品になりました。ルンバは階段から落ちません、エネルギーがなくなれば、自分で基地に戻り、体力を取り戻します。つまり、掃除機に革命を起こした自分で判断し自分で行動する掃除ロボットです。 ルンバを開発したのは、MIT(マサチューセッツ工科大学)出身の3人によって設立されたアイロボット社です。実は、ルンバは米空軍用に開発されました。滑走路
トイレの話をしよう ローズ・ジョージ:著 大沢章子:訳 NHK出版 一グラムの便には、一千万個のウィルス、百万個のバクテリア、千の寄生虫、百の寄生虫の卵を含有している。 そう、糞便とはとても不潔でデンジャラスな汚染物質なのだ。そして、野糞が普通だったり、排泄物の処理が不適切な不衛生な環境では毎日10グラムの便を口にすることになる。 水や食糧など、口にする物の問題に対しては声を大きくして語る者は多いが、下から出すものの処理に関して語る者は少ない。それどころか、処理に係わるものを見下す傾向があり、インドなどではカースト制度の最底辺に置かれ。先進国でも、警官よりも下水処理の人の給料が多いと文句をつける人がいる。 もし、あなたがたった一つの井戸に水を頼る村の住人として、その井戸をトイレ代わりに使った馬鹿がいて、笑って許せるなら大物で、その井戸の水を平気で飲めるなら凄い。 排泄物は、適切に処理される
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