8月16日午後5時配信の有料メルマガ 「ネット未来地図レポート」は104号。103号に引き続いて、書店の未来について論考していきます。独立系書店組合とグーグル・エディションの提携は、いったい何を意味しているのか? ■本文より抜粋で紹介 いま往来堂で本棚を作っている4人のスタッフについて、笈入さんはこう言います。「書店で働いた経験よりは、本読みの経験を重視して採用しています。本の仕入れの方法とか並べ方といった実務ではなく、本を発見させていく、広げていく、そういう好奇心を持っていないとだめなんです。だから本に対して気持ちが閉じている人はだめですね。一番悪いのは、取り次ぎの来たものの中から並べるだけの仕事しかやってこなかった人。自分自身で本に対する興味を広げていくことができる、そして関心の領域の広い人がいちばん適していると思います」 この笈入さんのコメントは、そのまま「キュレーターに必要な資質と