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ブックマーク / usamik.seesaa.net (1)

  • ものすごくうるさくて、ありえないほど近い "Extremely Loud and Incredibly Close" ジョナサン・サフラン・フォア著/近藤隆文訳 NHK出版

    ジョナサン・サフラン・フォア初読。 宝石店主トーマス・シェルは9・11の自爆テロ攻撃で命を落とした。残されたのは、まだ少年の、一人息子オスカー。母親は、早くも別の男との仲むつまじい姿を彼にみせている。オスカーはこれからの人生を何とか続けてゆくため、懸命に"踏みとどまろう"と努めている。やがて彼は、父親の荷物のなかから見慣れぬ一の鍵を見つけ出す。心当たりすべての鍵穴を試したその後に、彼は鍵の謎を解き明かすことを決意する…。 ある意味では9・11と残された遺族を題材にした物語であるともいえますが、むしろ書はひとつの血族(三世代にわたる男女)をまるごと描き出すものです。 時代が変わり、国が変わっても、人間が行う殺戮という蛮行そのものは変わらない。 そのなかで心に深い傷を負い、懸命にあがきながら生きようとあえぐ、生まじめで善良で、そして不器用な人々。 そういったある意味普遍的な意味をもつ人々の

    ものすごくうるさくて、ありえないほど近い "Extremely Loud and Incredibly Close" ジョナサン・サフラン・フォア著/近藤隆文訳 NHK出版
    a246ra
    a246ra 2012/01/04
     「『本当に説明がうまい人は、難しいことを簡単な言葉で語る』というのと似通っており、本書は気取らず、とっつきやすく、それでいて非常に真摯に『残酷な現実』と向き合っています」
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