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ブックマーク / ameblo.jp/yukimeikyuu (1)

  • 『覇気の無い日々』

    元来が方向音痴で自分が何処を向いているのか分ったタメシがない。 若い頃は迷うこと自体をそう不快とは思わなかったが、年老いた今は、疲れて何処でも良いから腰をおろしてひと休みしたいと思うようになった。 「途方に暮れる」というのは随分と疲れるものだ。 どうということもない一週間。 仕事に身が入るわけもなく、私生活が充実しているでもなく、ただ時間がなんということもなく流れていく。 一昨日の金曜日は千葉地区の2つの工場を往査。 帰路はいつもの通り湾岸からベイブリッジ、保土谷バイパスなのだが、ひどい渋滞で帰り着いたときには目が半分潰れていた。 欲もなく風呂に入った後はもう何もする気が起らない。 翌日は土曜日で比較的自由なのだが立場上とりあえず出社はする。 その日は電車で社出勤。 適当に仕事をするふりをして早々に退社。 書店で 『荷風全集 第29巻』(岩波書店) と 『ヘーゲル精神現象学の生成と構造

    『覇気の無い日々』
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