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ブックマーク / sakstyle.hatenadiary.jp (3)

  • P・W・シンガー『子ども兵の戦争』 - logical cypher scape2

    P・W・シンガーのを読む企画第3弾にして最終回。 『ロボット兵士の戦争』→『戦争請負会社』→『子ども兵の戦争』と読んできた。実際の刊行順は、『戦争請負会社』→『子ども兵の戦争』→『ロボット兵士の戦争』である。 *1 書は、先に読んだ2冊とは多少雰囲気が異なっていた。 無人兵器やPMFには、どこかワクワクさせるところもあるというのは否めない。ワクワクまでしなかったとしても、そこまで悲惨な話に直面するわけではない。一方、子ども兵の話は、読んでいて楽しくなるようなものではない。 文中には、匿名で多くの子ども兵や元子ども兵たちの言葉が引用されている。そこに添えられた年齢と、彼らの言葉には何よりも胸をしめつけられるだろう。 それから、シンガーによる提言により多くがさかれている。 『ロボット兵士の戦争』ではほとんどなかったし、『戦争請負会社』でもそれは全体から見ればわずかであったが、こちらでは

    P・W・シンガー『子ども兵の戦争』 - logical cypher scape2
  • P・W・シンガー『戦争請負会社』 - logical cypher scape2

    P・W・シンガー『ロボット兵士の戦争』 - logical cypher scapeに引き続きシンガー。 こちらの方が刊行は先。 これまた現代における必読書 PMF(民間軍事会社)というのは名前は知っていたし、アメリカ戦争の外注化が進んでいるのは何となく知っていたけれど、実際に読んでみると自分の想像以上であった。 イラク戦争において特に有名になったが、書はイラク戦争直前に書かれており、90年代におけるPMFの事例が書かれている。アフリカ、バルカン半島、中南米(というかコロンビア)あたりがメイン。あとはパプアニューギニアの事例も結構大きく取り上げられていた*1 ニュースだったり社会の教科書だったりで見知ったことのあるような、あるいはこので初めて知ったものもあるが、様々な紛争において既にPMFは大幅な関与をしており、こうした企業活動の影響抜きに紛争や安全保障を考えることができなくなってい

    P・W・シンガー『戦争請負会社』 - logical cypher scape2
    a246ra
    a246ra 2011/07/05
     以前に 『ロボット兵士の戦争』のレビューも書いてくださっています。「これまた現代における必読書」
  • P・W・シンガー『ロボット兵士の戦争』 - logical cypher scape2

    現代においてシンガーは必読書に数えられると思うが、今まで読んでいなかったのをようやく読めた。残り2冊もなるべく早いうちに読む*1。 とりあえず、タイトルを見て通り、ロボットで戦争である。このどちらかに興味ある人は、あるいは興味がなくても読むべき一冊。 著者のシンガーは、『戦争請負会社』や『子ども兵の戦争』で知られる政治学の研究者だが、このではそうした政治学者としての面と、ロボットものや戦争ものでワクワクした子どもの頃の面が混じり合っているように思う。それがよいバランス感覚になっていると共に、読み物としても魅力的にしている。 解説の森山和道によれば、まあロボットか軍事かに興味持っている人にとっては特に目新しいことは書いてないよとのことだが、自分はアメリカのロボットはあまり知らないのでその点でも面白かったし、またエピソードやトリビア的なネタも豊富で楽しみながら読み進められる。 それから、米軍

    P・W・シンガー『ロボット兵士の戦争』 - logical cypher scape2
    a246ra
    a246ra 2011/06/09
    「タイトルを見て通り、ロボットで戦争である。このどちらかに興味ある人は、あるいは興味がなくても読むべき一冊」
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