世界で一番読まれているこのビジネス書には、成功者たちの数々の知恵と言葉が詰まっている。その意味と仕事に役立つ実践法とは――。 3.人の嫌がることを実行できる勇気はあるか 仕事を進めていくうえで、事業の優先順位をどう決めていくかは非常に重要だ。コヴィー博士は「第三の習慣」でそのことに触れている。 僕が社内でよく使っているのが「君たちは、鳥の目と虫の目を持って課題に対処せよ」という表現だ。 ある日、会議があり、現在力を入れているフィリピン市場の開拓戦略が取り上げられた。社長である僕は、その国だけでなく、日本およびアジア全体を把握しなければならない。いわば、鳥が大空から見た鳥瞰図的な視野が求められる。一方、フィリピンの駐在員は、そこでの販売、生産だけでなく人事にまで心を配る必要がある。これが虫の目。加えて、ベンチャーを取り巻く環境は刻々と変わるから、時流をとらえる魚の目も必要だ。 この3つの見方
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