宮城県亘理町の造成地で5月に発見された女性の白骨遺体について、県警亘理署は20日、女性の死亡時期は14~16世紀の室町時代だったと発表した。遺体は身長150センチ台、年齢は30~50代とみられるが、死因は不明という。 同署によると、遺体の発見現場は同町吉田の亘理太陽光発電所内で海から約600メートルの地点。重機で地面を掘り返していたところ白骨の一部がみつかった。 同署は現場が海に近いことから、東日本大震災の犠牲者である可能性もあるとみて捜査していたが、放射性炭素年代測定法により年代が判明したという。