ブックマーク / note.com/kazukio (2)

  • 新聞で重用される混合2軸グラフの難点とその解決策|荻原 和樹 / Kazuki OGIWARA

    先日、日経新聞のこのような2軸グラフが批判されていました。 出所はこちらの記事。グラフのタイトル通り、日米で家計の資産所得(利子・配当収入)には大きな差があるという話の補足として示されたグラフです。 こうした混合2軸グラフ(これは私の命名。通常の2軸グラフとも少し作法が異なるので便宜的にこう呼んで区別します)が批判されがちな理由はいくつかあります。 まず最大の難点が、軸のスケールが不明瞭であること。左軸では日の資産所得が5〜30兆円のスケールとされています。他方で右軸を見ると、米国の資産所得は「空中」から始まっています。一般的には2軸グラフは双方の軸がグラフ下端から始まりますが、米国の金額の大きさを表現するためか中途半端なところからグラフが始まっています。私が先ほど「通常の2軸グラフとも少し作法が異なる」としたのはここに理由があります。これにより、実質的には2つあるグラフが1つになってい

    新聞で重用される混合2軸グラフの難点とその解決策|荻原 和樹 / Kazuki OGIWARA
    a2c-ceres
    a2c-ceres 2024/08/23
  • 気温には棒グラフを使わない - データ可視化ミニ講座(7)|荻原 和樹 / Kazuki OGIWARA

    棒グラフと折れ線グラフは似た表現方法です。しばしば交換可能なものとして使われる両者ですが、使うべきポイントには違いもあります。 代表的な例が気温です。気温は棒グラフではなく、折れ線グラフで表現するのが正しいです。 そもそも棒グラフは、棒の長さ(≒ 棒部分の面積)の比率と数値の比率を対応させることで視覚的に数値を比較するものです。したがって、数値が2倍なら棒グラフの長さも2倍になります。棒グラフにおいて、縦軸を省略してはいけないのはそのためです。 しかし、気温において「X倍」に意味はありません。気温が10℃から20℃に上がっても「10℃上がった」とは言いますが「2倍の暑さになった」とは言いませんよね。気温とは、水が凍る温度を0℃、水が沸騰する温度を100℃とする相対的な指標です。気温がマイナスになることはしばしばありますが、これは当に何かがマイナスになっている、失われているのではなく、水が

    気温には棒グラフを使わない - データ可視化ミニ講座(7)|荻原 和樹 / Kazuki OGIWARA
    a2c-ceres
    a2c-ceres 2023/05/15
    棒グラフはまあええんけど、ヒストグラムで階級の区間が不定の時に高さをどうするか、俺は面積で見るので階級幅が2倍なら高さを半分にするけどそうなってないグラフが結構あってな。まあだいたいexcelが悪いんやけど。
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