国内のリソース、ノウハウしか持たない「日の丸ベンダー」で満足していた企業が海外ベンダーの活用に目覚め始めた。海外拠点のガバナンス強化、機動的なマンパワー調達、先進的なパッケージの導入ノウハウなど、日の丸ベンダーには対応できないニーズが日増しに大きくなっているからだ。 本記事は日経コンピュータ3月1日号からの抜粋です。そのため図や表が一部割愛されていることをあらかじめご了承ください。本「特集1」の全文をお読みいただける【無料】サンプル版を差し上げます。お申込みはこちらでお受けしています。 なお本号のご購入はバックナンバーをご利用ください。 欧米に本社を置くグローバル企業では、現地法人任せだったシステム運用を集約したり、開発や保守を全世界で一括発注したりするケースが珍しくない。どんな国・地域でも均質なサービスを提供する「グローバル・ベンダー」がIT戦略の実行を支えたからだ。 逆に“IT鎖国”の