竜飛海底駅大モテ 11月10日で見学終了 全国からファン (10/12 06:57) 最後の海底駅体験をしようと全国から集まった鉄道ファンでごった返す竜飛海底駅のホーム=9月30日 北海道新幹線工事に伴い、11月10日で見学ツアーが終了する青函トンネル(JR津軽海峡線)内の竜飛海底駅(青森県外ケ浜町)に、全国から鉄道ファンが詰めかけている。 「鉄道ファンなら一生に一度は訪れたい“聖地”です」。千葉県八千代市の会社員牧博樹さん(34)は同駅構内でそう言い、海水をくみ出す機器や消火設備、避難階段などを2時間かけて見学した後「車両火災事故などに対応できる設備が整っていて驚いた。まさに昭和の鉄道技術の結晶。今のJR北海道の状況は残念だが、また誇りを取り戻してほしい」と話していた。 同駅へは函館駅と新青森駅から1日1回ずつ出るツアーがあり、定員は各40人。2012年度の見学者は4300人と、ピークだ