「他にはないものを作りたかったんです」。那覇市の第一牧志公設市場のすぐ近くに、ポークたまごおにぎりを出す店がある。パリパリののりに炊きたての白米。具材はとんかつやエビマヨ、ナーベラの天ぷらなど、一風変わったものばかり。大きく口を開けてほおばると、新しいポークたまごおにぎりに出会える。 店主の清川勝朗さん(45)は大阪府出身。沖縄に移住して15年が過ぎた。13年前にカフェをオープン。「干支を一周したので、新しいことにチャレンジしたかった」とポークたまごおにぎりに着目し、去年の11月に店を構えた。 「片手でぱぱっと食べられるでしょう。大好きなんです。中に挟むのを工夫したら毎日食べられるんじゃないかと思って。ポークの塩辛さと、卵、のりのバランスが絶妙」。おにぎり談義は一度話し出すと止まらない。開店から半年ほどしかたっていないが、基本の3種類を残してメニューは3度作り替えた。食材の数だけ試食は続く
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