京都・伏見稲荷(いなり)表参道にある伍八堂は、ちりめん山椒(サンショ)の素材選びから炊き上げまで、ていねいな手仕事を行う名店。 そんなこだわりの山椒をたっぷり使った逸品が「白炊きうなぎのぶぶ漬け」。 一般にうなぎは夏のスタミナ食とされるが、本来は冬の産卵に向けて脂がのってくるこれからが旬。同商品では、うなぎは国産の生後1年以上の大きく育った“ヒネ”と呼ばれる個体を目利き。 山椒は香りの強い和歌山の“ぶどう山椒”のみを使用し、緑色を残すように炊き上げる。これらを薄味のだしで京風にあっさり仕上げた。お湯をかけるだけでうま味が溶け出し、まさに京都らしい上品な味わいが楽しめると評判だ。 「熱々ご飯に程よくうなぎをのせ、香り塩を振りかけ、お湯を注いでいただくのが一番」(同店) 白炊きうなぎのぶぶ漬けは160グラム入りで4860円(税込)。送料別。 【問い合わせ】京都 伍八堂 (電)075・641・1