インターネットを利用する人には、何でもすぐに調べられて便利な「Wikipedia」。ただ、誰でも編集者になれるとあって、非常に多くの事柄についてカバーされている一方で、情報の正確性については利用者が見極める必要がある。英語版のWikipediaでは、昨年末に掲載情報の調査を行ったユーザーの指摘によって、17世紀に起きたとされるインドの戦争に関するページが「いたずらで作られた」と判明。全くの作り話と認められ、削除されるケースがあった。 米ニュースサイトのアイオワシティ・オウルやデイリー・コーラーなどによると、このほど作り話と判明したのは、2007年7月4日に作成されたページ「Bicholim conflict(ビコリム戦争)」。4,500語もの文量で書かれていた説明では、この戦争は1640年から41年にかけ、植民地支配を目論んだポルトガルと、当時インドの大部分を支配していたマラータ王国との間
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