このことが明確になったのは、本人の野心に変化があったからではなく(トランプ氏はもう、破綻を防ぐこと以外は、自分の会社のことなど気にかけていない)、共和党員がこぞってシーザー主義(疑似民主的な独裁)を支持するようになったからだ。 共和党は党全体として今、トランプ氏の言うことが何であろうと正しいと見なしている。たとえその内容が朝食の前と後とで違っていても、だ。 共和党が決定的にトランプ氏の党になったことが明らかになったのは、今年1月6日の連邦議会襲撃事件について開催された7月27日の公聴会でのことだった。 あの事件から共和党があっという間に変貌を遂げたことは、まさに強調に値する。 議会襲撃への態度が一変 共和党の指導者たちは1月、ジョー・バイデン候補の勝利承認に待ったをかけること、そしてその手続きを執り行っているマイク・ペンス副大統領などに危害を加えることを意図した暴動を非難した。 そこで示さ
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