飲料メーカー大手の「ネスレ日本」は、自社開発したコーヒーマシンの販売を強化する一環として、全国の量販店などの売り場に商品を紹介する人型ロボットを大量に導入することを決め、今後、小売りの現場でロボットの活用につながっていくのか注目されそうです。 関係者によりますと、ネスレ日本は、大手通信会社の「ソフトバンク」が開発した人型ロボットおよそ1000台を、全国の量販店などの売り場でことし12月から順次導入します。 ロボットは、この会社の家庭用のコーヒーマシンの性能などを人に代わって説明し、売り場を通りかかった人をセンサーで感知して声をかけるほか、客との会話から味の好みなどを読み取って、どの種類のコーヒーマシンが最も合うのか提案するということです。 会社側では、ロボットの導入で客の関心を引き付けるとともに、より的確な商品説明で売り上げの増加が期待できるとしています。 ネスレによりますと、店舗でこれだ