20日午前9時20分頃、大阪市西成区の市営地下鉄堺筋線天下茶屋駅で、同駅止まりの北千里発電車(8両)が到着し、乗客約30人が降りる途中、男性運転士(39)が操作を誤ってホームと反対側のドアを開けた。 運転士はすぐにミスに気づいて閉め、乗客にけがはなかった。 大阪市交通局によると、この運転士は、常勤の運転士らに欠員が出た時の要員で、この日は技能を維持するための月1回の乗務中。折り返し運転に備えて開閉レバーを操作した際、左右を間違えた。当時、常勤運転士も同乗していたが、操作は見ていなかったという。 同線では12日にも、扇町駅で同様のミスがあった。