大阪府泉南市は28日、1年にわたり勤務時間中に職場のパソコンでトランプゲームをしていた市選挙管理委員会事務局長(次長級)の男性職員(59)を、減給10分の1(2カ月)の懲戒処分にした。事務局長は「手持ちぶさたでついやってしまった」と話しているという。 ゲームをしていたのは約281時間で、市はこの時間の給与約76万円の返還を事務局長に請求。事務局長は支払う意向という。 市人事課によると、事務局長は昨年8月1日〜今年7月31日、職場の自席にあるパソコンでトランプゲームをしていた。別の職員が目撃し人事課に連絡。調査可能な1年分の履歴から約281時間と認定した。 このトランプゲームはもともとパソコンに内蔵されているソフトで、市は使用できないように設定しているが、故障で機種を交換した際、担当部署が設定をし忘れたという。