埼玉県・三芳町で近隣から人を集める自然豊かな公園。散策するだけで色んな生物に出会える里山に、ミニSLさらに水中生物の観察イベントも開かれ家族連れの人気を集めている。そんな公園を作ったのが、隣にある廃棄物を様々なものにリサイクルしている石坂産業だ。毎日、各地から産廃を山積みにしたトラックが行列を作る石坂産業。分別すれば再資源化できるが、その手間を惜しめばゴミとして埋め立てられるしかない産業廃棄物を石坂産業では95%減量化・リサイクルし、資源に変えている。木材の廃材はフカフカの牧場用の敷き藁となり屋根瓦は床材に生まれ変わる。石阪が業界で人気の理由のひとつは、社長の石坂が力を入れる“おもてなし”にある。暑い日には飲み物やキュウリの漬け物が配られ、時には、景品大会まで開かれる。トラック運転手からも地元からも評判のリサイクル会社・石坂産業の秘密に迫る。 石坂産業が地元に愛される会社を目指したきっかけ