斎藤 元彦(さいとう もとひこ、1977年〈昭和52年〉11月15日 - )は、日本の政治家、元総務官僚。第53代兵庫県知事。本名は齋藤 元彦(読み同じ)。 兵庫県神戸市須磨区に生まれる[1]。実家はケミカルシューズの製造会社を経営しており、長田区と須磨区において事業を行っていた[1]。母方の祖父は日本ケミカルシューズ工業組合元理事長の大澤伸剛[2][3][4]。伯父はオオサワ ポートアイランドゴルフ倶楽部代表取締役、神戸新聞厚生事業団評議員の大澤裕信[4][5][6][7]。 元彦という名前は、元兵庫県知事で斎藤の親族の仲人を務めたこともある金井元彦にあやかり、祖父が命名した。この祖父は旧日本海軍の士官で、多くの孫の中でも特に利発だった斎藤を溺愛した。斎藤が祖父に「あれが欲しい」とねだるとすぐにもらえた。大学までの学費も祖父が捻出した。旅行の前には必ずこの祖父に小遣いをねだりに行くように